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rui's blog+*

DAYBREAK'S BELL

澄みわたる未来が来たなら草花も兵器に
宿るだろう My wishes over their airspace.
誰か揺り起こして悪い夢から覚ましてよ
叶うのなら My life I trade in for your pain.
どれだけ祈れば 天に届く?

プロフィール
お名前:涙李-rui-
好きな本はアルティマニア。

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19/05/21 (火)
17:52
血圧75/41脈拍59体温35.3

朋也「・・・この3週間・・・本当に楽しかった・・・」
「誰かに必要とされることが、あんなにも嬉しいことだと教えてもらった・・・」
「目に映るもの・・・聞くこと・・・過ごす時間・・・」
「毎日が新しかった・・・」
「・・・本当に・・・」
「本当に・・・楽しかった・・・」
「いつまでも続けばいいと思った」
「いや・・・続けることができると思っていた」
「おまえとなら、うまくやっていけると思っていたんだ・・・」
「・・・でも・・・俺は・・・気づいてしまったんだ・・・」
「お前を通して・・・誰を見ていたかってことに・・・」
「最低なことをしてるのはわかっていた」「甘えていた」
「おまえのやさしさに甘えてズルズルと・・・」
「おまえのことを傷つけるだけの時間を過ごしてきた」
「一番卑怯だったのは俺なんだ」
「俺がはっきりしなかったから・・・おまえを傷つけるようなことに・・・」
「おまえの側にいながら・・・おまえを見ながら・・・」
「──俺は・・・っ・・・」
「椋・・・っ・・・ゴメン・・・」
「俺が好きなのは」
「・・・おまえの・・・」
「・・・・・・」
「・・・・・・姉なんだ・・・」
「・・・杏が好きなんだ・・・」
朋也「ん・・・ッン・・・!だ、駄目だっ!」
「椋っ!やめてくれっ!俺は・・・ンンッ!」
「ン・・・っ・・・椋っ!駄目なんだっ!」
「俺が好きなのは杏なんだっ!」
「おまえの姉貴なんだよっ!」
「おまえを見ながら杏のことを考えていたんだっ!」
「そんな最低なことをしていたんだっ!」
「一緒にいてもおまえを傷つけることしかできないんだ!」
「だから──・・・」
杏「・・・好き・・・」
朋也「・・・おまえ・・・まさか・・・」
杏「あたしも・・・朋也が好き・・・」
朋也「きょ・・・杏?!」
「な・・・え?どうして?!って・・・髪は・・・?!」
杏「・・・逃げるなって・・・」
朋也「え・・・?」
杏「椋が逃げるなって・・・」
朋也「・・・椋・・・が・・・?」
杏「もし、あたしが本当に朋也のことを好きなんだったら逃げちゃダメって・・・」
「・・・怒られちゃった・・・」
「ごめんなさい・・・って言ってた」
「あんたに・・・」
「そして・・・あたしに・・・」
「すごくズル&#20155;ことをしたって」
「自分のことしか考えないで、二人を傷つけたこと・・・」
「あたしやあんたの優しさに甘えることしか、しなかったこと・・・」
「たくさん・・・困らせちゃったこと・・・」
朋也「違うっ!困らせていたのは俺だっ!」
「甘えていたのも傷つけていたのも全部俺だ」
「自分の居心地が良い場所に執着して、おまえらの気持ちを踏みにじるようなことをして・・・」
「辛い思いばかりをさせてきて・・・」
「本当に卑怯なのは俺なんだ」
杏「ううん・・・」
「違う・・・」
「本当は誰もズルくなんてない・・・」
「良いも悪いもないの・・・」
「同じ人を好きになった時から、どちらかが傷つくのはわかってた・・・」
「だから・・・」
「・・・椋が笑っていられるなら、あたしは我慢しようと思った・・・」
「告白してふられるよりは・・・、そっちの方がマシだと思ったから・・・」
「ふられて傷つくよりは、我慢できると思ったから・・・」
「でも・・・」
「・・・ダメだった・・・」
「自分の気持ちに背中を向けたまま前に進めなかった」
「それどころか、立ち止まってることさえ出来なくて・・・」
「逃げ出すしかなくて・・・」
「ヘコんでた・・・」
「そしたら椋に怒られた」
「逃げちゃダメって」
「同じ落ち込むなら、ふられて落ち込めって・・・」
「その時は一緒に泣いてあげるからって・・・」
「椋・・・泣きそうな目で・・・それでも笑いながら言ってくれた」
「だからっ・・・!」
「だから・・・あたしは・・・っ・・・」
「あたしはっ・・・もう・・・」

朋也「杏・・・」
杏「朋也・・・」
「好きです」
「・・・ずっと・・・」
「ずっと朋也のことが・・・好きでした」
朋也「椋にと思って買ったはずだったんだけど・・・石を間違えていた・・・」
「俺・・・おまえの欲しがっていた方しか覚えてなかったんだ・・・」
「今思えば・・・もうあの時から答えは決まってたのかもしれない・・・」
「いいかげんな奴だよな・・・ホント・・・」
杏「朋也・・・」
朋也「でも・・・」
「こんな俺でよければ、おまえに側にいてほしい」
「いや・・・違うか・・・」
「好きだ」
「おまえの側にいたい」
杏「──朋也っ!」
お名前:


消える飛行機雲追いかけて追いかけて<<
19/05/20 (月) 22:03
>>数えきれないでも少しの歳月が流れ
19/05/22 (水)18:14