 | | | | | | | |  |
| Sun | Mon | Tue | Wed | Thu | Fri | Sat | |
|
|
|
|
| 1 | 2 | 3 | |
| 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 10 | |
| 11 | 12 | 13 | 14 | 15 | 16 | 17 | |
| 18 | 19 | 20 | 21 | 22 | 23 | 24 | |
| 25 | 26 | 27 | 28 | 29 | 30 |
| |
 | | | | | | | |  |
|
21/03/21 (Sun)
- 陰性ポジティブ
ctime: 21/03/21 (Sun) 21:09 ミニ丈のスカートを履き竹馬のようなヒールを履いた女に対し「カモシカのような足」と言い表して腹を立てる女がいるだろうか。 上記の表現はすらりと伸びた綺麗な足を指す。(実際のカモシカの足は太く短いことはここでは論じない。) 大概の女はそう言われた途端にまるで宝くじに当選したかのように浮かれ舞い上がるだろう。 なぜなら女自身も自分の足に自信を持っており、他人に見せつけるかのように挑発的な格好をしている。 その意図が功を奏して「カモシカのような足」という表現を得た事実はオルガスムスに匹敵するほどの快感を得たことは疑う余地はないだろう。 一方でカモシカの足とは程遠い豚足のような足を持つ女がいたとする。 ある男がその女に対し「まるで豚のようだね。」と揶揄した場合、その先の女の態度を想像してもらいたい。 当然ながら落ち込み激怒するだろう。 無論その女を取り巻く友人らも一緒になって男を非難するだろう。(腹の中では男の表現に愉快さを覚えながら同意していたとしてもだ。) 「ああ。すまなかったよ。」 男はそう言い残しそそくさとその場から離れる。 豚女と友人らは近くのカフェでお茶をしながらさっきの場面を振り返る。 友人A「あの男最低よ。」 友人B「ねえ、豚美。気にしちゃだめよ。」 豚美「みんな、ありがとう。でも大丈夫。私自分の体型が大好きで誇りを持っているから。」 友人AB「そんな豚美って素敵よ!」 豚美「じゃあ私はヴィーガン活動があるからそろそろ帰るわね。」 友人AB「豚美、またねー!」 …。 友人A「ねえ聞いた?自分の体型が大好きで誇りを持っているんだってw」 友人B「やめてw!私思わず吹き出しそうになったわw」 友人A「面白いわよねw。豚の痩せ我慢ってw」 友人B「やめておあげなさいったらw」 果たして豚美が去った後の友人ABの会話を聞いて諸君らはどう思うか。 酷い友人を持った豚美がつくづく可哀想な女と思うだろうか。 否。 僕はそうは思わない。 自身の体型が大好きで誇りを持っている豚美。 それならば「豚」と揶揄されたことに対し「カモシカの足」の例の如く態度を取るべきだろう。 落ち込み激怒することは筋が通らない。 つまるところ豚美は陰性ポジティブなんだ。 「苦境に屈せずあるがままの私を愛することこそがカッコいい女」だと酔いしれた痛い女。 「私と同じような体型の女の子たちも私を見習って強く生きて!」とアピールしているつもりなのか。 しかしながら自身の信念に一貫性がなく、主張と行動に矛盾が生じる。 馬鹿な癖して聡明だと勘違いしたインフルエンサー気取りの女が陥りがちな精神疾患。 それが陰性ポジティブの正体なのだ。 ああ。 豚美。 君はつくづく哀れな女なのさ。
|
|
|