14/05/31 (土) |
9:00 |
静かな夜だ……
いつも聴こえる木の葉の擦れ合う音も、道行く車の音すらも聞こえない。 あまりの静けさに、嵐山は読んでいた本を床に伏せると、窓の方へ向かった。
静かなのは当たり前だった。 窓の外はいつの間にか降り出した粉雪で一面の銀世界だった。 「…寒いはずだ……」 一人つぶやき、嵐山は暖炉の方へ行くと、屈んで新しい薪を追加した。 勢い良く炎が上がって、あっという間に部屋に暖かさが広がる。 長い時間読書に耽っていたので、いつの間にか体が強張っていた。 軽くため息をつくと、暖炉の上に置いてあるシガレットケースに手をのばす。 中から一本取り出し、口先にくわえると、ライターで火を点けた。
深く吸い込み、煙を吐き出す。 ゆらゆらと煙が立ち上る。 ふと、暖炉の前にまどろむ煙の向こうの写真立てが目に入った。 そこには、幼い顔ではしゃぎまわり、笑顔を看せる3人が映っていた。
目を細めて、懐かしい思いで見つめる。 続きが気になる....
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14/05/23 (金) |
21:51 |
全ては嵐山単独で行った事。 管理者は関係ありません。
ご迷惑をお掛けして、 誠に申し訳ありませんでした。
先代の嵐山とまでは行かないが、 せめてインターネット上では普通の生活がしたかったなあ。
今迄のブログは全て整理しました。 この記事も近い内に整理致します。
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