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12/12/08 (Sat)
Category:考察
内閣の暗部
ctime: 12/12/08 (Sat) 23:44
日本の権力構造は、複雑でわかりにくい。
総理大臣が短期で辞任が続くのは、国民の目から見ても、総理大臣が最高権力者なのは
表面上だけというのは明らかだ。
たまに、国民からの絶大な支持を受ける政権が現れるが、それは不満のガス抜きにされているに
過ぎないと考える。そうだとしたら巧妙だ。
日本には、突出した権力者がいない。ある人は財務省、ある人は財閥、ある人はマスコミ、
ある人は警察・検察などと言う。
今回は、その一例を出してみる。

1.内閣法制局

内閣法制局は、法解釈を担う内閣直属の行政機関。憲法上には内閣法制局の規定はなく、
法解釈を担う根拠は、内閣法制局設置法からきている。
法制局は、閣議が国会に提出する法律案・政令案等について矛盾がないかどうかを審査する。
その審査はとても厳しく、了承がなければ国会に提出できない。解釈解釈と言い、総理大臣に
意見を述べるどころか妨害できる。中央官僚の間では「法匪(法律ヤクザ)」と呼ばれるほどだ。

内閣法制局長官は認証官ではないが、非・認証官でありながら、常時閣議への陪席が許される。


2.人事院

人事院は、国家公務員の人事管理を担う内閣直属の行政機関。しかし、この院は事実上独立している。
人事院は3人の人事官をもって組織され、人事院を代表する人事院総裁1人、技術関係の人事官1人、
マスコミ関係の1人で構成される。これらは内閣により任命されるが、解任することができない。
任命権はあって、解任権はないという仕組みが理解できない。
さらには、人事院総裁が総理大臣からの呼び出しを無視するなんてことが起きている。

歴代人事院総裁を見ると、一人ひとりの在任期間が長い。


3.内閣官房副長官(事務方)

内閣官房長官を補佐し、内閣官房の事務をつかさどる。主に各省庁事務次官経験者から選ばれる。
ここで言う「内閣官房副長官」は事務方のことを指します。
内閣官房副長官は官僚の頂上だと言われる。これこそ内閣の暗部の中枢だろう。
事務次官等会議は閣議の前日に行われる。この会議で決定されたものだけが、翌日の閣議にかけられる。
その事務次官等会議の主宰者は内閣官房副長官であり、官房副長官は事務次官版総理大臣に当たる。
事務次官等会議は一度廃止されたが、今は各府省連絡会議として復活している。

内閣総理大臣や官房長官が辞めても、このポストに在任してる人の任期は長い。


<参考・関連>
衆議院議員・江田憲司『内閣法制局よ、お前は何者なのだ』
http://114.179.254.47/media/magazine/200906/post-3.html
朝日新聞グローブ 内閣法制局
http://globe.asahi.com/feature/100614/index.html
著書『日本の権力構造の謎』 カレル・ヴァン・ウォルフレン
http://www.amazon.co.jp/dp/4150501777
著書『私物国家』 広瀬隆
http://www.amazon.co.jp/dp/4334780016
コメント
池元 12/12/09 () 9:13
政権交代前の突然の小沢氏の秘書起訴に一枚噛んでいる
と噂される元警察庁長官で当時の麻生内閣の副官房長官漆間巌氏

元人事院総裁で自民党政権下で渡りを繰り返し、
「ミスター渡り」とよばれた谷公士氏

民主党政権下で消費税増税法案成立に尽力し
影の総理と呼ばれた勝栄二郎元財務省事務次官

などが記憶に新しいです。ちなみにこの三人の
その後は、

谷氏・・・政権交代直前に辞任。

勝栄二郎氏・・・増税法案成立後に辞任。
そして6900万のマンション購入。

漆間氏・・・政権交代後に辞任。大和ハウス工業顧問
に復帰。

なんでダイワハウスなんだ?
狭霧 12/12/11 (火) 7:44
漆間巌、そういや大和ハウスに天下りでしたね。
今年8月には、フジタを買収したようですし、海外事業の拡大に目を向けてるということですかね。
中国や東南アジア諸国の経済発展に見込みがあるようです。
元警察庁長官の方ですが、防衛庁陸幕調査部調査第二課調査別室長を務めていた
経歴のほうも気になります。ここは防衛庁時代にあった通信傍受機関とされていたところです。
それで、なんでダイワハウスなんでしょう?
他にも官房副長官を歴任した、石原信雄、古川貞二郎という方も気になります。
その後に就任した役職とかを見ますとね。

勝栄二郎氏のことを調べたら、どうやら「(株)インターネットイニシアティブ」
という会社の特別顧問に就任したようです。
なんでIT企業なんだ?
この会社は、主に法人及び官公庁向けに通信・接続サービスを提供しているようで、
筆頭株主はNTT、NTTは総務省との結びつきが強い。
こういう会社って、総務省や警察関係者が天下るところじゃないんですかね・・・。
日銀総裁就任への布石との見方があるようですが、わからないですね。
狭霧 12/12/26 (水) 20:47
自民党の安倍晋三総裁は25日、次期内閣の事務の官房副長官として、小泉純一郎内閣で
内閣危機管理監を務めた杉田和博氏(71)を起用する方針を決めた。警察官僚出身の
副長官は麻生太郎政権の漆間巌氏以来となる。

杉田氏は東大法学部卒、昭和41年に警察庁入庁。内閣情報官などを歴任後、
平成13年4月から16年1月まで内閣危機管理監を務めた。警察庁警備局長時代には
地下鉄サリン事件の捜査を指揮。内閣危機管理監の在任中には米中枢同時テロへの
対処を経験した。
狭霧 12/12/28 (金) 1:01
第2次安倍内閣発足に伴い、新たに事務担当の官房副長官に就いた杉田和博氏(71)が、
26日夜の安倍晋三首相の就任会見の最中にけいれんを起こして倒れた。警護官らに
抱えられ、途中退席した。菅義偉官房長官は会見で、杉田氏の状態について「脱水
症状によって一時的に気分が不快になった。職務遂行に全く問題はない」と説明した。

杉田氏がけいれんを起こしたのは、会見開始後20分過ぎ。起立したままふらつき、
着席を促されたが、直後に座ったまま倒れた。
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